丁稚ようかんの説明ページ
丁稚ようかんのロゴ

噛まなくても崩れていく柔らかさ

ぱっと広がる小豆の香りと甘味

潔いほどすーっと消えてゆく後味のよさ

それが丁稚ようかんの真髄
      
原材料
小豆漉し餡、砂糖、飴、寒天
賞味期限
未開封・冷所保存で1週間以内
1パック400g(10カット入り)・・・580円(税込)


 山に囲まれた伊賀上野の冬は、盆地特有の底冷えと乾燥しや

すい土地です。そんな冬場の家族の団欒は、コタツを囲んで大

き目のお皿に丁稚ようかんを乗せて皆でしゃべりながら、丁稚

ようかんを食べる光景がよく見られます。 乾燥した喉を底冷え

の天然冷蔵庫から出てきたような、丁稚ようかんが充分潤してく

れるので、益々楽しい会話が広がります。丁稚ようかんは、水

羊羹よりも甘さ控えめで、噛まなくても良いくらい柔らかい羊羹です。    
                               
 「丁稚ようかん・・・?」「どうして、丁稚ようかんと呼ばれてる

の?」なんて不思議に思っている貴方にお答えします。諸説あり

ますが、代表的な説を

 その1、昔の奉公人の一番下の位が、丁稚(でっち)どんでした。

ある日、おやつに羊羹を一切れもらいましたが丁稚どんはだい

たいが育ち盛りの年代ですので、少しのおやつでは到底お腹が

持ちません。そこで羊羹を小鍋に入れて水を加えて煮詰め直し水分の多いゆるい羊羹を作って

量を増やして食べたそうです。それが、丁稚ようかんの始まり。
   
 その2、

 その昔、和菓子屋へ奉公に来て間のない丁稚どんは、羊羹を

作るように言われましたが、うろ覚えの丁稚どんが分量を間違

えたのか、羊羹を煮立てる加減を間違えたのか、とにかくゆる

い羊羹が出来上がってしまいました。ところが、食べてビック

リ!今までにない美味しさ・・・これが、丁稚ようかんの始まり。

 庶民の味として、長年愛されてきた丁稚ようかんに対して桃青

庵ふじさきでは、基本的に「何も足さない、何も引かない」と言う

姿勢で製造しています。すなわち、庶民の味を残したいから、余

計な付加価値を付けずに基本材料だけで作っています。また、

デフレの時デ代だからと言って値段を下げるために、材料の質

を落とすような事は一切してません。

 そんな姿勢と味を評価いただきまして、丁稚ようかんを製造し

ている和菓子屋さんの多い中、当店の丁稚ようかんを求めて遠

路ご来店されるお客様も沢山おられます。

 近年は、冷蔵ケースで通年販売いたしておりますので、夏場で

もよく冷えた丁稚ようかんをお買い求め頂けます。

 また、酸素カット包装により、防腐剤は一切使用せずに一週

間程度日持ちしますので、全国発送いたしております。

1パック400g(10カット入り)・・・580円


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